登場する吉岡ソムリエは現在は独立してワインバーの店主として頑張っています。
第8回「レストランのソムリエの心理 」
こんにちは。プレゼントワインショップの吉岡です。先日、レストランにて、お客様が誕生日会で来店された際に、古い年代の超高級ワインをお持込されました。 とても僕には買うことの出来ないワインで、ソムリエと言えど、このような機会でしか触れ合うことも出来ないほどのワインでした。
冷静に接客しながらも、僕もこんなワインで記念日を過ごしたいな~、うらやまし~と、心の奥はそんな感情でいっぱいでした^^
さて第8回目のテーマは、レストランで上手くワインを注文するためのコツを僕なりにご紹介させて頂きます。
テーマ「レストランで上手なワインの注文の仕方」
高級レストランでのワインの注文時、なんだか変にプレッシャーを感じ、緊張したりしますよね。 メニューを見ても、たくさんあってよく分からないし、結構いいお値段ですし、不安でなんだか落ち着いて楽しめない事もあるのではないでしょうか。
ワイン選びはソムリエに任せるのがお勧め!なのですが、なかなか質問しづらいものです。
でも、ソムリエも同じようにプレッシャーを感じて接客しているので大丈夫です!
そもそも、ソムリエの仕事とは、お店のワインを全て管理し頭に入れた上で、お客様のワインの好み、シュチエーション、目的などを考え、ワインを提案し選んでいただくことです。
そして、そのワインの美味しい温度を保ち、そのワインに合ったグラスにお客様の飲むペースでワインをサービスします。
ソムリエの接客には、お客様がどのような気分で食事を楽しむことが出来るかを左右する大きな役割を担っています。
どんなソムリエも、満足して頂きたい!と強く思っていると思います。 ワインの知識以上に、ホスピタリティーとサービス力も備えなければならず、 プレッシャーと責任も背負っている大変な仕事なんです。
そういったソムリエの心境を知ると、質問しやすくなりませんか?^^
「どんなワインがいいですか?」と丸投げしてみたり、好きなワインの好みを伝えたり、「料理に合わせてお願いしま」すなど、 様々な要望をプレッシャーを跳ね除けワインを勧めてくれると思います。
何よりも重要なのは、味の好みなどだけを伝えて任せるのではなく “ワインの予算”をきっちりっと伝える事がポイント!
「料理に合う美味しい白ワインをお願いします」とお任せしておいて、値段の分からないワインをドキドキして飲むのは嫌ですよね。
ワインリスト(ワインのメニュー)をソムリエに見せながら、お連れの方には見えないように、さり気なく自分の予算のワインの金額を指差して 「こんな感じ(価格。でも、お連れ様にはワインの味だと思ってもらえる)の料理に合う飲み易い白ワインをお願いします」などと、伝えると良いと思います。
予算が分かるとソムリエもお勧めしやすいですし、お店としても「お任せでとは言ったけれどこんな高いワインだと思わなかった!」と後でクレームになるのも怖いので、予算を言われた方がありがたいのです。
事務スタッフ nao より
スタッフのnaoです。クールな顔をして接客しているソムリエさんが、こんなにもいろいろなプレッシャーを抱えているとは!!^m^ そう思うとおしゃれなレストランでもリラックスして食事ができますね。
もっとリラックスできるのが自宅でのお食事ですよね。 当店でプレゼントワインをご購入いただけたら、そのワインに合うお料理などの記載したワインカードがついています。 自宅でお祝いするのにぴったりだと思います。 楽しい仲間とワイワイ盛り上がるのもよし、大切な人としっとり楽しむのもよし。ぜひ、ご賞味ください♪