リボッラ・ジャッラ2013
【ヨスコ・グラブナー】
白ワイン ¥19,800<税込>(送料込)
Ribolla Gialla 2013 Josko-Gravner
イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州には、古代派の造り手が多いのですが、その中でも二大巨匠が「ヨスコ・グラブナー」と「ラディコン」。
当店では、入手困難なヨスコ・グラブナーのリボッラ・ジャッラを仕入れることができました。
ヨスコ・グラブナーは、元々現代風なワイン造りも行っていたのですが、だんだんと自然な畑作業とワイン造りにシフトしていき、
オーストリアやフランスのビオディナミ生産者達にも影響を大きく与えた、故「福岡正信」氏に傾倒します。
さらに、21世紀に入る頃には、2013年に和食と共に世界無形文化遺産に登録されたジョージアワインで使用される
「アンフォラ」という素焼きの甕(カメ)を使用して、温度管理もせずに醸造、発酵を行うようになります。
酸化防止剤を使用しないことはもちろん、温度管理をせず自然なままに発酵させ、 白ワインには珍しいマセレーション(ぶどうの皮を漬け込むこと)を行います。
そうして出来るワインは、ブランデーのようなオレンジ色をしたワイン(近年オレンジワインと呼ばれる)で、 香りは通常のフレッシュな白ワインと異なり、樹の皮や乾燥したオレンジの皮、紅茶の葉やタバコの葉、韃靼そば茶のような香りも! 味わいは、赤のようにタンニン(渋味成分)を感じます。
さて、こんなワイン、誰にプレゼントする!?と思ってしまいますよね^^;
当店のワインの説明カードに、上記のような説明は載せていますので、
ワインマニアや変わったモノ好きで好奇心旺盛な方などにいかがでしょう。
オレンジワインの秘密はマセレーションにアリ
【産地】 イタリア/フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
【ぶどう品種】 リボッラ・ジャッラ
【マセレーション】とは
マセレーションとは、ぶどうからワインができる、
つまりジュースがアルコール発酵してワインになる2〜3週間の期間、
ぶどうの果皮を漬け込んでおくこと(果皮浸漬)です。
これにより果皮のエキスがワインに移ったり、果皮や種子のもつタンニンが溶け込み、
ワインは通常の白とは異なる味わい深くタンニンのあるワインとなります。
また、果皮から溶け込んだフェノール類により、ワインが褐色化し、オレンジ色のワインとなります。
ちなみに、白ワインで行われるスキンコンタクトは、発酵前に白ぶどうの果皮を果汁に低温で4〜24時間漬け込みことを言い、 マセレーションとは異なります。

おすすめの楽しみ方が記載されたワインカード付き!

上の説明や下のワインのデータに加え、
・ワインの特徴
・合わせる料理
・飲むときのワインの温度
・保存温度
・飲み頃(保管・保存)
など、受け取った方がワインを楽しめるお手伝いが満載です