大和魂ワイン!Ch.ラグランジュ 1996
シャトー・ラグランジュ 1996(30,800円)
Chateau-Lagrange-1996
¥30,800(税込)
赤ワイン
グレートヴィンテージ1996年の大和魂ワイン!
フランス・ボルドー地方のワインは、1855年パリ万博の際、皇帝ナポレオン3世の命により、1級から5級までの格付けが生まれます。
ボルドーの約1500のシャトー(ワイナリー)の中でたった61しか選ばれていないその格付けにおいて、第3級に認定された逸品がこのワインです!
しかし、シャトーは衰退し、畑も荒廃していく中、1983年にサントリーが取得します。当時は「11世紀から続く伝統シャトーが日本企業に買収される」、「日本人にワインの味が分かるのか」といった批評がある中、契約に取り付けました。
サントリーは地元文化を尊重した経営、現地人の採用をしつつ、赤字覚悟の投資を10年以上続け、ワインは素晴らしい評価を受けるようになります。
以前、当店オーナーソムリエが偉大な2級ワインと比較試飲した際、このワインが素晴らしすぎて驚いたほどです!
ソムリエのレビュー

- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
ワイン好きなら誰もが一度は飲みたいメドック格付けワイン、しかも日本の魂が入っているのがおすすめポイントです。
しっかりとした口当りで力強く、年経っていながら果実味はヘタれていません。
こんな贈り物におすすめ
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生産地 | フランス>ボルドー地方>オー・メドック地区>サン・ジュリアン村 |
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造り手 | シャトー・ラグランジュ |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7% |
生産年 | 1996年 |
格付 | メドック格付第3級 |
栓 | コルク栓 |
容量 | 750mL |
生産者情報 シャトー・ラグランジュ
メドック格付け3級。1983年にサントリー経営権取得後からブドウ畑の抜本的な再興と醸造設備の近代化を行い、偉大なテロワールのポテンシャルを最大限に引き出すワイン造りを追求しています。
フランスはボルドーのメドック地区に位置するシャトー ラグランジュ。その歴史は古く、17世紀初頭には、すでに王室砲兵隊輜重隊長のジャン・ド・ヴィヴィアンの所有だったことが古文書に記されています。「ラ・グランジュ」というのは「自立した小さな集落」の意味で、17世紀のワイン地図に、すでにその名が登場。19世紀には、ルイ・フィリップ朝で内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、当時のボルドーでも指折りの規模の醸造設備が整えられました。生産量も大きく伸張。畑の土の中に素焼きの土管を埋め込み、水はけを良くする設備も伯爵が考案したものです。そして、1855年、パリ万博の時に制定されたボルドー・メドックの公式な格付けで「グランクリュ第3級」として格付けされました。
しかし、シャトーの名声は次第にかげりを見せはじめます。1925年、オーナーになったスペイン系のセンドーヤ家が、1929年の世界大恐慌、続く戦争で経済的な没落に追い込まれてしまいました。畑は切り売りされ、シャトーは荒廃し、当然ワインの品質も低下していきました。そんな中1983年、日本のサントリーが経営に参画。欧米以外の企業がシャトー経営にあたったのは、この時が初めてでした。地に堕ちたシャトーの名声を取り戻すための「復活のステージ」がはじまりました。ボルドー大学のエミール ペイノー博士を顧問に迎え、総責任者はペイノー博士の門下生であるマルセル デュカス、副会長にはサントリーの鈴田健二があたりました。荒れ果てた畑に改植を行い、醸造設備も一新。シャトーのシンボルといえる城館や庭園の修復まで徹底的な大改革に取り組みました。そうして、ようやくグランクリュ シャトーとしての名声を復活させることができたのです。
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