鹿児島出身者への贈り物に最適な紅白ワイン
ナガサワ・カナエ紅白ワインセット(33,000円)
Kanaye-The-Grape-King-Chardonnay-and-Zinfandel-Paradise-Ridge
¥33,000(税込)
紅白ワイン
ビジネスにピッタリ紅白ワイン
鹿児島中央駅にもその紹介がある「カリフォルニアのぶどう王」長澤鼎(ながさわ かなえ)。
幕末の頃日本からカリフォルニアに渡り、苦難を乗り越えて『Grape King(ぶどう王)』まで登りつめた長澤鼎(ながさわ かなえ)の功績を讃えて造られたワインを紅白セットにしました。
長澤鼎の畑は現在はパラダイスリッジというワイナリーの手に渡っているのですが、このワイナリーはその畑からカナエ・ザ・スペシャル・キングという日本向けワインを造ってくれていました。
しかし、相次ぐ山火事とコロナが決定打となり、このプロジェクトは終了。
世界中で、おそらくもうこのワインはほとんど存在しません。
当店では、長い間このワインを愛用していたので、最後の数ケースを輸入元さんから紹介していただき在庫がありましたが、あと数本。
この特別なワインは、ぜひ鹿児島出身のビジネスマンに、長澤鼎のサムライストーリーを肴に飲んでほしいです。
ソムリエのレビュー
- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
【白ワイン】
カナエ・ザ・グレープ・キング シャルドネ 2018 パラダイス・リッジ
豊かな果実味と樽の風味を持ちながら、冷涼な気候がもたらす酸味の効いたバランスの良いスタイルに仕上げています。
【赤ワイン】
カナエ・ザ・グレープ・キング ジンファンデル 2013 パラダイス・リッジ
新樽つかわないエレガントなタイプのジンファンデルです。すでに11年の熟成を経た飲み頃です。
こんな贈り物におすすめ
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【白ワイン】 | |
生産地 | アメリカ>カリフォルニア>ノース・コースト地区>ソノマ郡>ロシアン・ヴァレー |
造り手 | パラダイス・リッジ |
品種 | シャルドネ 100% |
生産年 | 2018年 |
容量 | 750mL |
【赤ワイン】 | |
生産地 | アメリカ>カリフォルニア>ノース・コースト地区>ソノマ郡>ロシアン・ヴァレー |
造り手 | パラダイス・リッジ |
品種 | ジンファンデル 100% |
生産年 | 2013年 |
容量 | 750mL |
※長澤がイギリスに旅立った1865年から2015年に150周年となったことを記念し、ラベルおよびワイン名をリニューアル。
かつて長澤がブドウを育て、ワインを造ったロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑から生まれるブドウを使い、豊かな果実味と樽の風味を持ちながら、冷涼な気候がもたらす酸味の効いたバランスの良いスタイルに仕上げている。
樽の風味や果実味豊かなカリフォルニアらしいスタイルながら、ロシアンリヴァーヴァレーの冷涼な気候を表す豊かな酸味が味わいのバランスを支える。
生産者情報 パラダイス・リッジ
長沢 鼎(ながさわかなえ)は1800年代中期、日本の夜明けを胸に鎖国政策を敷く幕末の薩摩藩から13歳の若さで18名の同志とともに密かにイギリスに留学した。その後キリスト教団に入会してブドウ栽培を学び、アメリカ東海岸からカリフォルニアに渡った長沢はソノマにワイナリーを設立、フィロキセラ禍や禁酒法などの苦難を乗り越え商業的な大成功を収め、"ブドウ王(グレープ・キング)」と呼ばれ米国で最も成功した日本人として尊敬を集めるようになった。
州内の10大ワイナリーに名を連ねるに至った長沢のワイナリーだったが、かつて米国内で広まった日系人差別の歴史の中でその事業を親族に正当に引き継ぐことを許されず、この偉大なサムライストーリーは闇に葬られ忘れ去られていった。長い月日が流れ、1983年レーガン大統領来日の際、国会での公式スピーチにおいて福沢諭吉や松尾芭蕉と並び長沢鼎の米国における多大なる功績を取り上げ褒め称えた事をきっかけに、各メディアが取り上げ様々な書籍が出版されたことで再び多くの日本人の知るところとなった。
長沢が所有した土地の一部は現在パラダイス・リッジ・ワイナリーが継承し、その偉業に感銘を受けたビック・ファミリーにより彼の名を冠した高品質でエレガントなシャルドネとジンファンデルが毎年少量造り出されている。ソノマ生まれの布袋ワインズ オーナー、ビル・キャンベルは幼い頃から長沢ゆかりの地で育ちその敷地内で遊んだ。現在ワインビジネスを手掛けていることから 「縁」を感じ、この素晴らしい伝統をさらに日本に広めるべく、"KANAYE The Grape King"をリリースすることとなった。
2014年 鹿児島県いちき串木野市に開館した薩摩藩英国留学生記念館には、長沢の苦難の歩みとともにこのワインが紹介されている。
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