アタ・ランギの最も古い区画のブドウのみを使った特別なワイン
ピノ・ノワール 2020 アタ・ランギ (19,030円)
ニュージーランドを代表するピノ・ノワールの造り手
ワイナリー名のアタ・ランギとはニュージーランドの先住民マオリの言葉で”新しい始まり、夜明けの空“という意味。新しいワイン造りの出発点という気持ちを込めたネーミングでしたが、今やニュージーランドを代表するワイナリーとなっています。
特にこのワインはニュージーランドのロマネ・コンティと呼ばれるほど。
昔、ニュージーランドの旅行者がロマネ・コンティの畑から不法に持ち帰った切り枝を、税関職員が没収し、自宅で増やしたものを譲り受けているので、実際ロマネ・コンティの兄弟樹のぶどうからワインができています!(正式な手続きを経ているので違法ではありません。笑)
醸造にはすべてのワインで、とても手間がかかる天然酵母を使って造り、複雑で深みのある風味が魅力的です。
ニュージーランドは、スクリューキャップの普及率が世界一(約90%)。スクリューキャップには、コルク劣化を避けるなど複数の利点があり、もちろん高級ワインにも同様に使われています。このワインもスクリューキャップです。
ソムリエのレビュー

- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
ラズベリーやダークチェリー、赤すぐりなど赤い果実の香りに、バラやスミレなど花の香りを感じます。グラスを回すと、アニスのようなスパイス香と、鉱物を思わせるミネラル感が妖艶に香り、この香りだけでも永遠に楽しんでいられそうです。
しなやかな口当たりで、凝縮感ありつつ溌剌とした果実味、キレイな酸、適度なタンニンのバランスが素晴らしいです。さらにミネラル感のおかげで、まさに貴婦人のようなワインに仕上がっています。
こんな贈り物におすすめ
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生産地 | ニュージーランド>ワイララパ地方>マーティンボロ地区 |
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造り手 | アタ・ランギ |
品種 | ピノ・ノワール 100% |
生産年 | 2020年 |
栽培 | 有機栽培と一部バイオダイナミック栽培 |
醸造 | 全房発酵35%。自生酵母で15-23日間かけて自然発酵。プレス後、樽にてMLF。フレンチオーク樽(新樽35%)で11ヶ月間熟成、ブレンド後さらに6ヶ月間熟成。 |
評価 | ジェームズ・サックリング 98pt |
栓 | スクリューキャップ型 |
容量 | 750mL |
完熟したラズベリー、赤いバラ、アニスやダークチェリーの芳醇なアロマにドライ・ポルチーニやフレッシュハーブが複雑かつ華やかに香る。力強い果実味とフレッシュで繊細な風味が調和、きめ細かいタンニンが優雅さを引き立てる。
生産者情報 アタ・ランギ
マオリの言葉で「新しい始まり」、「夜明けの空」を意味するアタ・ランギは、マーティンボローのパイオニア生産者のひとつ。深みのある優雅で洗練されたピノ・ノワールが世界的評価を確立。ニュージーランドトップ5の最初に挙げられる蔵元。
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