ウンブリアのナチュールワイン生産者の第一人者が造るオレンジワイン
カンポ ディ コロンネッロ ウンブリア ビアンコ IGT 2022 カンティーナ・ライナ (4,620円)
力強いタイプのオレンジワイン
近年ワイン好きの間でひそかなブームになっているオレンジワイン(アンバーワイン)と呼ばれるワインです。
オレンジワインとは、白ワイン用のぶどうからできる白ワインなのですが、通常の白ワインでは漬け込まない果皮や種子を赤ワイン同様に漬け込んで出来るワインです。(特集ページで詳しく見る→「オレンジワイン」)
果皮や種子の漬込み度合いによって、オレンジワインは優しいタイプ(白に近い)〜力強いタイプ(赤のようにタンニン強い)まであるのですが、このワインは力強いタイプで、筋肉質な果実味。タンニンしっかりあり、非常に複雑で味わい深いです。
酸化防止剤ごく少量添加のため、お取り扱いにご注意ください(基本的に15度以下の保存をお願いします)
ソムリエのレビュー
- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
造り手は「ウンブリアのナチュールワイン生産者の第一人者」として有名で、生産者自体、それを自負しています。そんな彼のワインは魅力いっぱいの複雑味です。
香りは、柑橘の香りに加え、べっこう飴や松脂を思わせる香りも。グラスを回すと、石や川の砂利を思わせるミネラル感、アミノ酸のような旨味たっぷりの香り、そして野菜や稲、アクを感じる香りもあります。
口に含むと力強い食感。筋肉質な果実味、酸はしっかりしていて、白ワインですがタンニンもあります。野菜のアクのような複雑味、ハードチーズのアミノ酸を思わせる旨味など非常に複雑で味わい深いです。余韻も長く、格の高さを実感できます。
スペアリブなどのお肉にも合わせたい1本です。
こんな贈り物におすすめ
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生産地 | イタリア>ウンブリア州>モンテファルコ |
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造り手 | カンティーナ・ライナ |
品種 | トレッビアーノ・スポレティーノ100% |
生産年 | 2022年 |
栽培 | ビオディナミ |
酸化防止剤 | 酸化防止剤(SO2) ごく少量添加 |
酵母 | 野生酵母 |
醸造 | 果皮と一緒にステンレスタンクで発酵。オリも一緒にステンレスタンクで5か月間熟成 |
栓 | コルク型 |
容量 | 750mL |
生産者情報 カンティーナ・ライナ
ワイナリー名のライナは最初にサグランティーノを植えた土地の前オーナーの愛称。この名前にしたのは土地と歴史を残すため。カンティーナ・ライナはウンブリア州にある「イタリアの最も美しい村」の一つとして知られるモンテファルコから東に約4kmの小さな集落の中にあります。設立は2002年。ファブリッツィオ・マリアニ氏が、古い農家の家屋と12haの土地を購入したことに始まります。標高は220m~300m。2002年から2008年にかけて葡萄を植樹。葡萄畑は10ha。赤ワインはコルドン、白ワインはグイヨに仕立てています。
アロマは、落ち着きと華やかさを兼ね備えたキンモクセイ。果実と果皮のもたらすニュアンスで口当たりもやわらかく、ミネラル感がしっかりと味わいを支えている辛口ワインです。
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