この年代のワインがこの価格!?
グラン・レゼルバ 1988 ボデガス・サン・イシドロ(13,200円)
仏ボルドー古酒好きにもオススメのスペインワイン
このワインのぶどう畑は、スペインのフミーリャ州の標高700〜800メートルの地に広がっています。
夏は40度に達するほど暑く、冬は氷点下になるほど寒さが厳しい大陸性気候。 そのためほとんど害虫が生息することがなく、農薬などを使う必要がほとんどありません。
さらに、このワインは『プレ・フィロキセラ』、つまりフィロキセラ禍以前のぶどうの木から造られた数少ないワインです。 (フィロキセラとは)
フミーリャ州の主要品種は、モナストレル(仏名:ムールヴェードル)というスペインが原産ぶどう品種。
アメリカンオークの樽で24ヵ月間熟成後、ボトル熟成。その後、温度管理された熟成室で 大切に貯蔵されていた蔵出しワインですので、状態はとても良いワインです。
ソムリエのレビュー
- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
スペイン産のとても状態の良い古酒1988年の赤ワインです。38年の熟成したワインでは、とてもリーズナブルで美味しく楽しめます!
こんな贈り物におすすめ
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【入手ルート】
このワインは、正規インポーターより直接仕入れております。 現在このワインは当店のセラーで静かに眠っています。
フィロキセラとは
フィロキセラとは、19世紀末にヨーロッパ全土のぶどうを壊滅状態に追いやった害虫で、幼虫がぶどうの樹の根に寄生し、ぶどうを衰弱させます。
1960年代初めに南フランスでぶどうの樹に異常が見られはじめ、10年間に全土に拡大。60年代末にフィロキセラが原因と分かるものの、隣国へも被害は拡大し、 1974年にやっと対策法が見つかりました。
しかし、19世紀末にはヨーロッパ全土にまでフィロキセラ禍が広がり、ワイン業界は壊滅的な被害を受けました。
生産地 | スペイン>ムルシア州>フミーリャ地方 |
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造り手 | ボデガス・サン・イシドロ |
品種 | モナストレル 100% |
生産年 | 1988年 |
栽培 | 厳格なリュット・レゾネ(風も多く乾燥がちの気候で、害虫等の出にくい石灰岩質・砂質土壌のため、化学肥料や農薬は実質的にほとんど必要とされない) |
醸造 | 収穫はすべて手摘み。天然酵母のみで発酵。 |
醸造 | アメリカンオークで24ヵ月間熟成後、24ヵ月間以上ビン熟成。バックヴィンテージは、このビン熟成期間が長いことになります。 |
栓 | コルク型 |
容量 | 750mL |
生産者情報 ボデガス・サン・イシドロ
「ボデガス・サン・イシドロ」は、1934年、スペイン初の協同組合として、ムルシア州フミージャに設立されました。以来、スペインのワイナリーで初めてISO9001(品質マネージメント規格)の認証を取得するなど高品質ワイナリーとして発展を続け、今日、フミージャ最大規模にして、スペイン全土でも最高のワイナリーのひとつに数えられています。
また、この協同組合は、フィロキセラ禍をまったく受けていない広大なぶどう畑を所有しており、その「プレ・フィロキセラ」の畑のモナストレル100%でつくられた、「グラン・レセルバ」のバックヴィンテージを大切に貯蔵しています。
古酒を嗜む伝統を残すイギリスを中心に、各国の名だたるワインショップが取り扱っているという、この銘品をご紹介します。
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