世界中のワイン愛好家を魅了する五大シャトー
シャトー・マルゴー 1994(159,500円)
著名人にも愛される偉大なワイン「シャトー・マルゴー」
仏ワインの名産地ボルドー。この地で、1855年パリ万博の際、皇帝ナポレオン3世の命により、1級から5級までの格付けが生まれます。
その中でたった5つの1級シャトーのうちの1つがこのシャトー・マルゴー。ヘミングウェイも愛し、自分の娘の名前を「マーゴ」としたり、 失楽園で有名になったりと古くから愛されるワインです。
1994年はボルドー全体では難しい年とされますが、一流シャトーでは丁寧な選果により品質を確保。マルゴーらしい繊細な香りと気品ある味わいが感じられます。熟成を経た現在は、カシスやブラックベリーの果実香に、杉、葉巻、革、トリュフのような複雑な熟成香が重なり、滑らかな舌触りと長い余韻を楽しめます。
華やかさと落ち着きを兼ね備えた、熟成ボルドーの魅力を堪能できる1本です。
ソムリエのレビュー

- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
シャトー・マルゴーは、ボルドーのワインの中でも、最も女性的で「ワインの女王」と呼ばれています。
年を超える熟成にもカシスのような黒い果実の香りがしっかりと残り、バラ、杉、甘草のような香り。グラスを回すと、さらに香りが広がり、葉巻、土、木の実、キノコ、紅茶、茶色いスパイス等々とても複雑で優美です。
口当たりは上品で、若いうちの粗いタンニンは細かくエレガントに溶け込みしなやかです。カシスのような黒い果実の風味と森を思わせる清涼感、香り同様の様々な風味が一体化し、素晴らしいバランスです。ボルドーは重いと思っている方を驚かせるエレガントさです。
こんな贈り物におすすめ
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| 生産地 | フランス>ボルドー地方>メドック地区>マルゴー村 |
|---|---|
| 造り手 | シャトー・マルゴー |
| 品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 75% メルロー 20% カベルネ・フラン 5% |
| 生産年 | 1994年 |
| 栓 | コルク栓 |
| 容量 | 750mL |
『最高級のワイン』と称された逸品
シャトー・マルゴーでブドウ栽培が始まったのは16世紀頃と言われています。1572年から1582年の10年間をかけて、ピエール・ドゥ・レストナック氏が設備とブドウ畑を再構築。17世紀末には、265ヘクタールの土地を所有しており、現在と同じくその1/3である80ha強でブドウ栽培が行われていました。
その後、シャトー・マルゴーの名声は徐々に高まっていきます。18世紀には、在仏米国大使トーマス・ジェファーソンがシャトー・マルゴーを『最高級のワイン』と表現するほどでした。しかし、1789年フランス革命が起こるとともに、革命家たちによってシャトーの全てが国家財産としてオークションで売却され、荒廃しました。その後、シャトー・マルゴーの所有者は転々としますが、そのような中でも1855年の有名なメドック格付け時には1級に選出。当時、2級のシャトーの2倍の値段で取引されていた、と言われています。
19世紀の様々な疫病、戦争の時代が過ぎ、1950年にジネステ一族が買収しますが、作柄の厳しい年や不況の時代が続き、1977年に売却。それを現在の所有者であるギリシャの実業家、メンツェロプロス一族が購入し、惜しみない投資の下、排水、植え替え等の大掛かりな再構築が行われ、見事シャトーは甦りました。現在は、シャトーを購入した当時のメンツェロプロス氏の娘である、コリーヌ・メンツェロプロス氏が経営を担っています。
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