熟成が引き出したポムロールのしなやかな魅力
シャトー・ボナルグ・ベル・エール 1998(10,340円)
新樽100%で熟成の濃厚ワインが熟成でしなやかに
ポムロール地区は、市街地がなく、点在する栽培農家以外は、ほぼブドウ畑だけの土地です。生産規模が小さく、かつては田舎酒といった印象が強いワイン産地でした。
しかし、1950年代にシャトー・ペトリュス(数十万円の値がつくボルドー最高峰のワインのひとつ)が、少量生産で高品質の素晴らしいワインを造り、高価格での販売に成功したことから、それに続く生産者がいくつも登場しました。それにつれて、多くの栽培農家の醸造技術も発展し、今では上質なワインが生まれる名産地となっています。
この銘柄は、1ヘクタールにも満たない畑から生まれるワインです。熟成に新樽を100%使用する贅沢な造りで、若いうちは新樽由来の香ばしさが強く、濃厚なスタイルですが、約年の熟成により、非常にしなやかな味わいへと変化しています。
ソムリエのレビュー

- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
乾燥したカシスやブルーベリーのような黒い果実の香りに、木の皮や秋の森のニュアンス。黒いスパイスの香りや、きのこや昆布の出汁を思わせる香りなど複雑です。グラスを回すと、出汁っぽさが増し、ヨード、牡蠣などの旨味っぽい香りも。
口に含むと、さらりとした食感。一般的にボルドーは黒い果実の風味を感じやすいですが、こちらは赤い果実の風味寄りで、酸も強いです。タンニンは強いもののきめ細かく、ドライフラワーを思わせる華やかさ、茶色いスパイスのニュアンスなどを感じます。余韻も長く、さらりとしていながらも複雑で奥行きのあるワインです。
こんな贈り物におすすめ
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| 生産地 | フランス>ボルドー地方>ポムロール |
|---|---|
| 造り手 | ラテイロン家 |
| 品種 | メルロー 100% |
| 生産年 | 1998年 |
| 栓 | コルク栓 |
| 容量 | 750mL |
生産者情報 ラテイロン家
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