世界一の白!?『パリスの審判』伝説のワイン
シャトー・モンテレーナ シャルドネ 2021 (21,450円)
ワイン界が激震した「パリスの審判」のパリテイスティングで1位になった白ワインです!
今でも語り継がれる1976年のパリテイスティング(通称パリスの審判)
パリスの審判の伝説ワイン!そして、この勝利は、それまでフランスは天に恵まれたワインの為の土地・環境という概念を覆し、世界中の新興ワイン産地に希望をもたらした白ワインです!
1976年のパリテイスティング(通称パリスの審判)で1位を獲得した白ワイン。
シャトー・モンテレーナのシャルドネは常に乳酸発酵を行わず爽やかなリンゴ酸を残し、アルコール度数も13%台とカリフォルニアにしては低めに収まっています。
ステレオタイプのカリフォルニアの白は、リッチでボリューミー、乳酸発酵によりリンゴ酸はバターのような風味をもつ乳酸へと変化させているものも多く、 1976年当時に、カリフォルニアっぽくないモンテレーナが(フランスの高級白ワインと間違われて?)1位になったのも納得です!
ソムリエのレビュー
- オーナーソムリエ 寺井 剛史
- 北九州市マイスター制度「技の達人」認定者
- 全国技能グランプリ レストランサービス部門3位
- 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
おすすめポイントと味わい
モンテレーナは「造り方は当時と基本的に変わらない」と言い、今も乳酸発酵を行わずフレッシュさを残し、樽由来の甘い風味は控えめです。ミネラル感と柑橘の風味がしっかりあり引き締まった味わいは現代の世界の嗜好にもマッチしています♪
こんな贈り物におすすめ
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1986年と2006年にも、同じワイン同じヴィンテージでリターンマッチがありましたが、1986年はカリフォルニアの白は熟成のポテンシャルが低いと見なされていた為、赤のみで行われ〜(輸入元様情報)、2006年はフランス・アメリカともに白はすでに飲み頃を過ぎてしまっているために 開催されませんでした(『ワインの自由 著:堀賢一氏』より)。
しかし、2016年5月24日に、「パリスの審判」の40周年イベントがロンドンで行われ、今回は別のヴィンテージと新たなワイナリーも加わり白、赤の決戦がありました。その中でシャトー・モンテレーナ・シャルドネは3位でした!
生産地 | アメリカ>カリフォルニア州>ノースコースト>ナパ・カウンティ>ナパ・ヴァレー |
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造り手 | シャトー・モンテレーナ |
品種 | シャルドネ 100% |
生産年 | 2021年 |
その他 | ステンレスタンク発酵 フレンチオークにて10ヶ月熟成(新樽15%以下) |
栓 | コルク型 |
容量 | 750mL |
76年パリテイスティングにて超一流ドメーヌを抑え一位に輝いたナパの象徴的シャルドネ。流行に流されず現在もそのスタイルを貫き、MLFは行わずステンレスタンクにて発酵。新樽は15%以下に抑えブドウ本来の味わいを大切にする。
ワイナリー情報 シャトー・モンテレーナ
1800年代にナパ北部カリストガに建設されたシャトーは現在でも優雅なたたずまいを見せる。1976年の伝説的なフランスVSカリフォルニアの対決においてシャルドネ部門で優勝、世界中に衝撃が走りNapaの名を世界に広める転機を作った。名醸造家であるボー・バレットはカルトワインメーカーとして名を馳せるハイジ・バレットの夫としても知られる。現在は彼の手によるカベルネもまた世界の愛好家達から高い評価を受けている。自社畑モンテレーナエステートは偶然フィロキセラに耐性のある台木を使用していたため被害を受ける事なく樹齢を重ね、瀟洒な石造りの館、見事な庭園とともに、灌漑設備のない古樹が連なる風景にこのシャトーを訪れた人々は心を奪われる。
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