今さらシャブリ??いえ、このシャブリは一味ちがいます!
シャブリ 2019
シャトー・ド・フレイ
Chablis 2019
Chateau de Fleys
辛口白ワインの中でも、人気が高く有名なシャブリ!でも、シャブリって酸が強くて酸っぱいという感想もききます。
確かにシャブリはシャープでキレのあるワイン。チリやカリフォルニアなど暖かい産地の熟したぶどうによる白も飲む機会が増えた昨今、ちょっと酸っぱいと感じるものもあります。
そこがシャブリの良さですよ!と解説するのもソムリエの仕事ですが、今回はシャープさがありつつ、ふわっと丸さをもったシャブリを発見したのでご紹介します。
シャトー・ド・フレイという造り手は、フランスのぶどう畑が害虫被害で壊滅的時期の1868年にシャブリに入植しています。
おかげで日当たりの良い畑を購入でき、そこから害虫に耐性のある台木を使用し、一からぶどうを育てます。彼らのぶどう樹は長命を誇り、素晴らしいぶどうが育ちます。
長い間そのぶどうは有名ワイナリーへ出荷し、ワインは家族や友人用のみ生産していましたが、2002年より自社で醸造、瓶詰を行うようになり、
「いよいよ頭角を現した生産者」と評されています。
実際に飲んでみると、シャブリらしいカッチリとしたミネラル感がありつつ、完熟ぶどうによるボリューム感、ハチミツを思わせる旨みがあります!!
おすすめの楽しみ方が記載されたワインカード付き!
上の説明や下のワインのデータに加え、
・ワインの特徴
・合わせる料理
・飲むときのワインの温度
・保存温度
・飲み頃(保管・保存)
など、受け取った方がワインを楽しめるお手伝いが満載です
【産地】 フランス・ブルゴーニュ地方・シャブリ地区
特有のしっかりとしたミネラル感で愛される白ワインを産出しています。そのミネラル感は、シャブリ特有の土壌「キンメリジャン」から生み出されます。
キンメリジャン土壌は、1億5千万年前、後期ジュラ紀に形成されたといわれています。この頃は、湖のような景観で、浅瀬のようになっていた場所に生息していたカキなどの化石が堆積し、キンメリジャンと呼ばれる特殊な地層を作りだし、シャブリのワインの特徴を生み出しています。
【ぶどう品種】 シャルドネ100%
