ソムリエ寺井の顔イラストプレゼントワインショップのスタッフおすすめブログ、今回はオーナーソムリエの私、寺井が息子の自由研究を手伝っていて、家系図を作るなら1年でも早く調べたほうが良いことを知ったので、『家系図のススメ』です!

家系図が気になる

家系図のイラスト

皆さんのご自宅に家系図はありますか?なんとなく家系図って気になりますよね?

私の場合、寺井という苗字で歴史上に有名な人物がおらず、昔から由緒ある家柄とは全く思っていないし、家に家系図があるとは全く期待していませんでした。

歴史を習い家系図に興味を持つ小学生時代

小学生のころは家系図とかあったらかっこいいなと思っていました。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
男の子あるあるだと思います^^

 

小学生時代(広島)は友人に大内家の子孫という友人がいましたし、中学校時代(北九州)は、麻生家の家系図があるという友人がいました(当時は麻生家がイマイチ分かりませんでしたが)。

彼らから家系図そのものを見せてもらったことはないのですが、なんだかカッコイイなと思っていました。でも、当時は素直にそういう態度をとっていなかったかもしれません(笑)。

結婚を機に家紋を知る

家系図と同じく男子ならちょっと気になるのが家紋じゃないですか?戦国時代のことを知ったり、戦国ゲームで出る家紋。

でも、こっちは家紋が寺井家にあるとは全く思ったことはなく、一般世帯には家紋なんてないものだと思っていました。

ところが結婚する際に、和装をすることになり、衣装屋さんが

「家紋を入れますが、どんな家紋かご存知ですか?」

なんておっしゃるではありませんか!?

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
一般の世帯でも家紋があることを初めて知りました。

 

で、寺井家の家紋を知ることになるのですが、これがちょっと変わっています。ベースは三階松というよくある家紋がベースです。

左に三階松
左に三階松

 

上の家紋は「左に三階松」といいます。

松は1つだけのものやひし形に松があるもの、そして上の家紋のように三段になっているものなどがあります。

寺井家はこの三階松に、ひょいっと枝があるんです。

両親へのサンクスボード
両親へのサンクスボード
『丸に枝付左三階松』
母の着物の肩部分。細かい作業がスゴイ!

最初はネットで探しても全く出てきませんでした。

また最近コンビニで家紋の雑誌があったりしてちょっとペラペラめくってもやっぱりありません。

寺井家の家紋『丸に枝付左三階松』
寺井家の家紋『丸に枝付左三階松』

珍しい家紋なので、何か特別なのかなという期待をちょっと抱いたのですが、調べてみると逆に徳川の家紋のように有名なものほどシンプルで、分家が区別するためにだんだん何かを加えていくようで、期待と全く逆でした(笑)

寺井家は〇を付け加え、枝も付け加えていますねw

夏休みの自由研究に家系図を作ろう

家系図キット

私の父は岡山県出身です。

子供の頃は想像できませんでしたが大人になり、また交通網が発達してくると寺井家のルーツを探す旅なんて簡単にできるのでは?なんていう思いを持つようになりました。

そして数年前にふと、

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
息子が6年生くらいになったら小学校最後の夏休みの自由研究として調べに行く一人旅ってどうだろう?でも流石にぶっそうか・・・2人でもしくは家族で寺井家のルーツを巡る旅というのもいいな♪

と思いました。

そして、小学校六年生の夏休みの自由研究で家系図を作ってみない?と言いました。

特にその時は家系図の作り方を調べるではなく、おそらく現地の役場に行けば戸籍とかいろいろ取れると思うよという程度の軽い気持ちでした。

息子含め家族もなんとなくで聞いていて、まさか本気で言っているとは思っていませんでしたし、私もなんとなくの提案でした。

現地に行かなくても家系図が作れることを知る

それから数年たった今年(2019年)、まさに息子の小学校最後の夏休みです。

家系図の事は全く忘れていたわけではなく、息子と一緒にできないかなというのはずっとモヤモヤと思っていました。

また、NHKの総合テレビで月曜 午後7時30分(月1回)に「ファミリーヒストリー」という芸能人のルーツを探る番組があり、家族で見たことがあります(私以外では何度か見ているようです)。

これで、ルーツの旅もちょっとイメージが湧いていました(私だけ?)。

番組紹介
第一線で活躍する著名人をゲストに迎え、その家族史を徹底取材。本人も知らない家族の秘話を紹介します。
VTRを初めて見たゲストは、何を感じ、何を語るのか。それは自らの「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめることにつながります。
驚きあり、涙ありのドキュメントです。

NHK「ルーツの旅」公式サイトより

そんな時たまたまインターネットで目にした記事(ブログ)で、素人でも自宅にいながらある程度家系をさかのぼっていけることを知りました!

そのサイトがハラ ヒロシさんの『家系図作成のススメ。戸籍取り寄せで江戸時代までさかのぼる』です。

https://note.mu/harahiroshi/n/n867cb9ecdb4e

ハラさん、コメントでご了承いただこうと思ったのですが、コメントが会員でないと出来なかったので、勝手に紹介させていただきましたm(__)m もし不都合があれば、ご連絡くださいませ。

ということで息子に再度提案^^

「うん、わかった。やってみる。」
(おそらくこの時は何も考えず軽い気持ち。自分でやろうと言う気持ちはあまりない)

と返事をしてくれたので夏休みの自由研究に決定です!

また、毎年夏に一泊二日の家族旅行をするのですが、今年はどうしようかと妻と考えていると

「子供が生まれたとき以来岡山のお墓にも行ってないし、家系図作るなら岡山に旅行どう?」

と提案してくれました。それはイイ!

さぁ、本格的に家系図作りがスタートしそうです!

以下、今後の記事更新予定です。実は、岡山の家系は江戸時代までさかのぼれました!明日(7月31日)から岡山現地に行ってきます!!

ポストイットで家系図の下書き
ポストイットで家系図の下書き

家系図を作っていく手順

ハラさんのブログできっかけとなったと書いてあった本がこちらです。

 

この本に加え別の2冊の本を図書館で借りました。

家系図作成のために図書館で借りた3冊の本
家系図作成のために図書館で借りた3冊の本

写真の一番右の『ご先祖様、ただいま捜索中!」はちょっとだけ読むのが大変ですが残り2冊はとても読みやすい本です。

ハラさんのブログにあった『わたしのヒストリエ(家計物語)』も良いですし、小学生でも読みやすいのは写真の一番左の『自分でつくれる200年家系図』でしょうか。

 

戸籍をさかのぼる

これらを読むと、先祖がいたであろう街の役場で戸籍の請求をすることができるということがわかります。しかも郵送で!

ただし直系の子孫に限ります。

つまり私は私の曽祖父の戸籍を請求することができるが、曽祖父の子供のうち、請求できるのは祖父のみと言う事で、私の先祖から枝分かれしている祖父の兄弟は請求できないということです。

直径親族の戸籍のみ請求できるイメージ図
直径親族を教えようと思った走り書き。使わずに理解したよう^^

さて、問題は私がこれを理解して請求して家系図を作っても息子の自由研究にはならないと言うこと(笑)。

なので、まずは息子に先程のハラさんのブログを読ませます。すると戸籍のところで

「社会で習った!大化の改新で管理することになったのが戸籍よね!!」

と言う話が!?

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
そうだっけ??

 

小学生時代、歴史が得意だった私も覚えていない情報を息子に教わります(笑)

日本最初の戸籍

調べると大化の改新前の戸籍が、日本最初の戸籍とすることが多いようで、この戸籍を「庚午年籍(こうごねんじゃく)」というようです。

そして一通りハラさんのブログを読んだ息子に、何を理解できたか確認します。

 

「直径家族なら戸籍を請求できる!」(息子)

 

が第一声(笑)。

そんな正解から始まり、間違いや、話を汲み取れていてもそれが自由研究に役立つことでは無いことなども説明しようとするので、息子の自由研究が家系図づくりであることでハラさんのブログの感想文でないことなど、いちど整理をします。

ハラさんのブログを読む息子

そして改めて、これから何をしていくか話し合います。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
さて、ここで社会人でも気を付けないといけないことが出てきます。

 

「(家系図づくりのために)最初に戸籍をさかのぼる!」

と言う息子。

「うん、じゃ、どうやってさかのぼる?」(私)

「えっとね、役場に請求する」(息子)

「分かった、役場ね。それはどこにある?」(私)

「???。役場?町にある?」(息子)

「じゃあ、そこに戸籍を請求ってどうやる?」(私)

「・・・???」(息子)

いじわるな父でスミマセン。そしてこれを読んでいる元部下の方とか、すっごい自分に重ねてたらごめんなさい。

これは社会人でも気をつけなければならないのですが、する事は分かっていてもそれをどうすればいいかわからない事って結構あります。もちろん私自身も何度もあります。

そこでここから2人で戸籍の請求の方法を調べます。

戸籍の取り方

ソムリエ寺井の顔イラスト息子にどこに戸籍を請求するかと尋ねると、現在息子、私、私の父も住んでいる北九州市に戸籍を請求するとの事。

ここで私から、目的が戸籍を請求することに変わってしまっているのでは?という質問をします(また嫌な質問ですね^^;)。

つまり家系図を作ることが目的なら私たちの戸籍を請求しなくてもわかることがあるよね?という質問です。

息子はすぐにピンときませんが、家系図の下書き(メモ)をしてみようか?と言い、簡単なメモ図を作り始めます。

すると、息子、私、おじいちゃんの名前は分かり、ひいじちゃんの名前が分からない。

私たちの戸籍はとる必要ない。さらに、じいちゃんに電話した書ける名前が増えない?と尋ねると、「あっ!」と気づきました(ただし、後ほど北九州市にやはり戸籍を請求しなければならないことになります)。

早速、おじいちゃん(私の父)に電話します。
父の実家があった住所や、父の家族の名前生年月日を尋ねます。

すると息子は父の実家が岡山県の玉野市にあることがわかりました。

遠方は郵送で請求できる

玉野市の戸籍請求書

玉野市に祖父の戸籍を請求する方法を調べます。

息子が自力で玉野市のホームページから戸籍請求のページをみつけました。

わたしも「どれどれ」と覗いてみて、「あ・・・」

 

『必要な戸籍と請求者との関係が分かる書類』

 

そりゃそうだ・・・。つまり、請求者(息子)と必要な戸籍(私の祖父)の関係が証明できる書類、つまり私と父の戸籍が必要だということに気づきました。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
息子よゴメン。

 

 

戸籍請求に必要なもの

戸籍の請求には以下のものが必要です。

  • 請求書
  • 手数料(今回は遠方なので小為替)
  • 本人確認書類
  • 必要な戸籍と請求者との関係が分かる書類

 

ということで、玉野市の戸籍請求の書類はダウンロードして印刷し記入をするよう準備、それと別に息子と私は父の戸籍を取りにいかねばなりません。

これも調べさせると、区役所で手続きができると分かったようなので、一緒に向かいます。

区役所でまずは私が自分の戸籍を取る書類を書いて提出し、無事『戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本)』を取得することができました。

息子には私が書くところを見せたうえで、じゃあ請求してみよっか。と一緒に書いていきます。本当はさっきの私に習って、自分で記入していき分からないところがあれば聞いてほしいのですが、これも一般社会人でも難しい場合もありますね。小学6年生にはちょっと難易度が高いか…。

ってことで、私と一緒に記入し、提出すると、ここで息子の身分証明がいるとの事。

今私が自分の身分証明書で自分の戸籍を取り(それに息子の名前も載っている)、私の父の戸籍を息子にかかせても見た目上は何ら問題ないように見えますが、ルール上は確かに請求者本人の身分証明が必要ですね(>_<)

息子の保険証をとりにもどる時間がもったいないので、結局私が請求者のものを書き直して提出。

無事父の戸籍を取得しました。

戸籍謄本なんて結婚の時くらいにして見ません(私の場合は自分のビジネス上必要なことがごく稀にありますが)が、戻って家族と一緒にゆっくり見てみると結構面白い。

父の戸籍中の私の欄
父の戸籍中の私の欄。結婚して籍を抜けたのもわかる

郵送での戸籍請求の方法

少しうえで書いたように、直系親族なら戸籍をさかのぼることができるうえに、現地の役所に行かずとも郵送で請求できます!

つまり父の実家があった岡山県玉野市に祖父の戸籍を請求することができるわけです。

さらに素晴らしいことに・・・

「寺井家についてさかのぼれるだけさかのぼれるだけ」

と記載しておけば、玉野市に現存する祖先をどんどんさかのぼって戸籍を請求することができるらしいんです。

役所によって違ったらいけないので(玉野市は旅行で行くことに決めておりそれまでに全部ほしい。「1通ずつです」と言われたら困るので)、念のため玉野市に電話で確認しました。

「それはできないですね」(男性)

「1通請求して送ってもらって、それを見て次を請求するしかないってことですか」(私)

「お手数ですが・・・」(男性)

「別の役所では、」(私)

「できましたか??ちょっと待ってくださいね」(男性)

ちょっと自信がなかったのでしょう。こちらが告げ終わる前に、むこうから切り出し、調べてくれました。そして

「失礼しました。大丈夫でした。ただ、何通存在するか分からないので手数料を小為替で多めに入れておいてください。不要分は返信封筒に入れてお返しします。」(男性)

とのことでした♪

戸籍謄本の手数料は450円なので、5通分の2,250円の小為替を郵便局で買って郵送します!

玉野市へ戸籍請求一式
一式用意して、いざ!請求!!

郵送して、2,3日ほど後だったでしょうか、私に電話がかかります。玉野市市役所の女性からでした。

「お子様からの請求でさかのぼっているのですが、お子様から見て6代前までさかのぼれました。」(女性)

「えっ!すごい!!ありがとうございます!じゃ、小為替も足りないですか?」(私)

「それなんですが、一点お尋ねしたいことがあって、除籍になった方のものなども含めますか?」(女性)

「そうですね、分かるものは全てほしいです。」(私)

「では、除籍分は手数料750円なので、あと3,750円分不足しているので、送っていただけますか?」(女性)

とのことでした。

まさか、玉野市だけで6代さかのぼれるなんて!てっきり3代くらいさかのぼって、その前の土地が分かりそこへ請求することになると思っていたのに、ラッキーです!

そして、小為替を郵送後、数日して封筒が届きます。

玉野市からの封筒
玉野市からの封筒
早速開封する息子
早速開封する息子
戸籍をめくる息子
中には何通もの戸籍が
最後の戸籍に付箋が
最後の戸籍に付箋が
現存最古の寺井家戸籍
「玉野市にある最も古い戸籍です」の文字

なんと、最後の戸籍は、現在日本人が請求できる最も古い戸籍でした。

請求できる最も古い戸籍とは

先ほど大化の改新で戸籍が作られたと書きましたが、飛鳥時代以降それがずっと管理されていたわけではなく、今のような戸籍は明治5年に造られた『壬申戸籍(じんしんこせき)』だそうです。
ただ、この壬申戸籍は江戸時代の身分がかかれていたり使用人や牛の数など個人情報がめちゃめちゃ書かれていたため現在は閲覧不可となっているようで、今調べることができる戸籍は明治19年にできたものだそうです。

この明治初期の戸籍をみていくと、ご先祖様の名前がわかります。

戸主(現在の筆頭者)は寺井吉治郎さんで生まれたのは・・・

 

天保五年生まれ

 

天保五年生まれ!

 

江戸時代です!!天保の改革のあの天保ですね!

天保は1831年~1845年のようなので、1836年生まれかな?約180年さかのぼりました!

しかも吉治郎さんのお父さんの寺井政造さんの名前が右側に書いていますので、家系図は1つ上まで作ることができます。

残念ながら政造さんの生年月日は書いていませんが、30歳くらいで吉治郎(次男のようなので)ができたとしたら、1800年代生まれとなり、200年さかのぼることになります!

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
それにしても、自由研究なのに私が書き方を結構教えたものだけで最も古いところまでさかのぼってしまった。息子は自分であまり調べてないな・・・

そこで、息子にはおばあちゃん(私の母方)のご先祖様を自力でさかのぼるように言いました。私は息子の指示されたことしかしません(結局それは無理なので、助け舟を出すのですが)。

除籍分は必要か?

今回、除籍分の戸籍も請求しましたが、家系図作成だけを考えればこれは無くても大丈夫です。でも、除籍分もわかれば、この人が亡くなったあと、戸主は奥さんになって、今度それをその子が戸主になって・・・など寺井家の移り変わりが分かります。
また、昔は養子に行って、帰ってきたりした人がいるとか(あとから分かるのですが、こういうことはよくあったのかもしれません)、結構情報を読み取るのが面白いです。個人的には除籍分も請求するのがおすすめです。

ポストイットで家系図の下書き
ポストイットで家系図の下書き

役所によって対応が異なる

私の母方の祖父の戸籍を飯塚市に請求。こちらは小為替は1通につき、それにぴったりの小為替を送らないといけないとのこと。

玉野市のように1,000円の小為替2枚と~~という方法ができないそうなのです。

そこで、こちらは小為替は同封せずに、何通あったか教えて下さいという内容を入れて発送しました。

そして数日後、私に電話がかかってきました。結局1通しかなく、小為替750円を郵送しました(除籍分だった)。あと、飯塚は未成年である息子からの請求は出来ないらしく(!)、念のため私が全く同じ内容の請求書を(玉野市のときも)入れていたので、そちらで処理をするとのことでした。

玉野市と飯塚市で結構対応が違うことにびっくりです。

さて、届いた1通の戸籍を息子と色々眺めます。どうやら母の父(私の祖父)の戸籍から1つ前にさかのぼる手掛かりがありません。どこから転入したのかどうにも不詳のようです。(詳しい人に見てもらったら分かるのかな)。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
うーん、あるかどうか分からないけど1つやってみてもいいことがあるな・・・

 

と思って、息子にいくつか質問したら期待通りの答えを言ってくれました(驚)!

「〇は朝倉で生まれてる。ということは~朝倉にこのお父さんが住んでいた時期があるってことやね。やけー朝倉に×の名前で戸籍請求してみる!」

 

やれば出来るじゃない^^よく思いつきました!

※こちらは現在進行中です

後日、朝倉の役所から電話があり、なんと、5代さかのぼれる。つまり、最も古い戸籍まで遡ることができるとのことでした!早速、請求しました!

現存戸籍以前の寺井家を調べる

現存する最古の戸籍に行きついてしまったので、息子にこれ以上戸籍ではさかのぼることができないことを伝えました。

「えっ・・・」(息子)

「もっと調べたい?」(私)

「うん。江戸時代のこととか…」(息子)

私も、もう少しご先祖様の手掛かりがほしい・・・

現地に行かずに戸籍以前を調べる方法

家系図作成のために図書館で借りた3冊の本

そこで「『わたしの家系図物語 』と『自分でつくれる200年家系図』のここからこの辺を読んでごらん。」と例の本を渡しました。

「読んだよ」(息子)

「どうだった?」(私)

「昔ご先祖様がいた近くに菩提寺(ぼだいじ)がないか調べて、あればそこに過去帳があというものにご先祖様の名前が書かれているかもしれんって。」(息子)

「お~っ!今のはわかりやすい!!みんなの前で発表できるレベル」(私)

本当はもう少し詳しく説明してくれたのですが、ここには簡潔に載せました。よく読んだことを理解して説明することができていて、嬉しくなりました^^

早速、お寺をグーグルマップで調べます。

ご先祖様が住んでいた村あたりには弘法寺というお寺があることがわかりました。

弘法寺で検索をするとこの名前のお寺は真言宗のお寺のことが多いようです。

じつは、寺井家の宗派は真言宗で(最近知った)これはちょっと期待できます!!

そのほかにも

  1. 郷土史を調べる(現地図書館から地元図書館へ請求できる?)
  2. 貸出不可の郷土史は地元図書館に〇〇についての部分のコピーを依頼する(これは内容ゼロベースからだと難しいなと感じた)
  3. 『姓氏家系辞書(太田亮)』などで姓(苗字)の由来を調べる
  4. 現地の同姓の方に手紙を書く

などがありました。

bはちょっと実現は難しいですが、他は地元図書館で出来ます。しかも、これを調べたときは分からなかったのですが、今このブログを書いていると、cの本は国立国会図書館のデジタル版でネット閲覧ができました!

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/113093

北九州から玉野市について調べて分かったこと分からなかったこと

さて、実際に北九州から色々と調べてみることにします。

玉野市の郷土史誌

岡山県立図書館や玉野市立図書館から本を送ってもらおうと思いましたが、日程的に断念しました。

といいますのも、玉野市の郷土史はあるようで、現地の本を北九州に送ってもらうこともできるはずなのですが、今からどれを何冊送ってもらうか厳選する時間と、申請して送ってもらう日数を考えると岡山旅行の日程に間に合いそうにないからです。

また、貸し出し不可な本もあるので、現地の図書館で郷土史誌を調べてみたほうがいいかなということもあり、実際に玉野市立図書館に行って閲覧することにしたのです。

菩提寺への連絡

先程の弘法寺ですが、電話をしてみるとどうやら違うお寺に転送されたようでお寺名が違う名前で電話にお出になりました。※あとから分かるのですが、この転送先の寺井家(父の実家)の菩提寺でした!弘法寺はそもそも菩提寺かどうかも怪しいです

私がお寺名が違うなと思いつつ、「弘法寺さんですか?」と尋ねると、「あ~~、はい弘法寺です。」とお答えになりました。

かくかくしかじかでと今回のいきさつを話すと、住職に代わってくれ住職と話すことになりました。

そして次のことがわかります。

  • 弘法寺は現在は無人寺になっている
  • 以前の住職が過去帳をこのお寺に持ってきてると思う
  • どこかに保存していると思うが自分の代になってどこにあるのかはよく分からない
  • 整理もされていない
  • 個人情報なのでお見せすることはできない
  • ご先祖について調べてあげたいが、過去帳は亡くなった方の名前と日付を書いているだけのもので、1つの家系だけでなく全ての人の名前に目を通していくことになる
  • 時間があるときに目を通していったとしても何か月~数年かかる可能性もある
  • 死亡した年月日がわかれば名前が探せるかも
  • 明治後期くらいまでならご住職でも何とか読めるが、それ以前となると古文書を読めるような人でないと難しい
  • 江戸時代となると苗字を記載しているかどうかも怪しい

お話をうかがう限りでは、これは難しいし、気軽に頼めるようなことではないなと思いました。

参考にした2冊の本には過去帳のことが載っていましたが、ありましたがこれはなかなか現実的ではないような気がします。そもそも、弘法寺さんが菩提寺かどうかも分からない状態では頼めません。

現在もお寺さんと懇意にしている本家がある方だったり、過去帳がかなり整理されているお寺ならもう少し頼みやすいかもしれませんが、多くの方の名前の中から(しかも昔の字)、特定の苗字を探すのは難しいです。さらに江戸時代は苗字を書いていないかもしれないとのことですし。

姓(苗字)の由来を調べる

『姓氏家系辞書(太田亮)』はまだ借りていませんでしたが、北九州の図書館にもありそうです。事前に調べたら良かったですが、これは後日ということにしました。

※結局、岡山の図書館で調べた。またネットで閲覧できた

現地の寺井さんを探す

今の時代なら北九州にいながらでも、ネット検索すれば岡山県内で寺井と名前のつく人や家を探すことができます。

すると数人の方が見つかりました。中でも私の顔にちょっと似ている画像付きの方もいらっしゃいます!

しかし、それより「気になる!」と息子と意気投合したのが、さらにご先祖様が住んでいた村(現在は村として残っていないが地名はある)を調べていると、寺井鮮魚店というお店を見つけたことです!

多分ご先祖様とめちゃくちゃ近所だと思います。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
これは遠い親族かもしれません!

 

参考にしている『わたしの家系図物語 』の中には、現地の同姓の方への手紙の送り方なども紹介されているので、それを参考に手紙を送ってみることにしました。

息子は本の例を見ながら手紙を書きます。(手紙を写真撮るのを忘れていた(>_<))

寺井鮮魚店への手紙
手紙を出しに行く息子

しっかり、質問なや8月1日にお会いできるかどうかなどを書いて、現地の寺井さんに手紙を送りました。ただこれも小学生の息子がスケジュール管理がいまいち苦手でギリギリになっての郵送でした。

結局、旅行の前日になっても電話がなかったので、出すのが遅すぎたか、もう実はご不在なのか、もしかしたら、お会いするのに気乗りしないのかと家族で話しながら旅行当日の出発となりました。

寺井家のルーツを探す旅

今回の旅行は一泊二日。1日目は広島県福山市のみろくの里で遊び。2日目が岡山県玉野市で寺井家のルーツ調べるというスケジュールです。

玉野市の寺井さんから連絡がきた!

ソムリエ寺井の顔イラストみろくの里の開園10時を目指し家族みんなで5時半に起床!車に乗り込み移動します!!

そして山口県内でサービスエリアで休憩しようとした時、私の電話が鳴ります。

仕事関係かなと思って出ると・・・

 

「もしもし、寺井さん?寺井です。」

 

「えっ?あっ!はいっ!!はいっっ!!!寺井さんですか!?」

私もつい叫んでしまいました^^

声の感じからして50代くらいの男性の方。

「いやー、手紙が届いてね。びっくりしましたよ。
ただ届いたのが月曜日だったんだけど(この日は水曜日)連絡できず、今日は仕事が休みだから電話してるんです。
もしかしたら繋がっているかもしれないねぇ^^住所も近いし。」

「ホントですか!そうだと嬉しいです」(私)

「ちょっと今から役所に戸籍を取りに行こうと思っとってね。また連絡しますね。」(寺井さん)

「うわー、ありがとうございます!」(私)

すごい!
連絡していただけるなんて!!

ほかにも、魚市場で働いていらっしゃるそうで、翌日は朝9時になれば配達から戻ってきていると思うのでいつでも訪ねて下さいとのこと。

もうお会いできないかと思っていた寺井さんからの連絡に私たち家族も大喜び。
翌日のルート考え直し、訪問させていただくことにしました。

祖父の名前探しと父の実家訪問

ホテルの朝食
ホテルの朝食がシティホテル並みに豪華だった!

初日は子供と遊んで2日目、いよいよ福山市から玉野市へ。寺井さんとお会いできるので、予定を早めて5時半に起床です。2日連続で5時半起床、子供たちもやればできます。

ホテルで朝食をとりいざ出発!

まずは父の実家とその近くの神社を目指します。

息子にとってのひいじいちゃんの住んでいた家を見ることと、そのすぐ近くにある神社の外の石柱(玉垣というらしい)に曾祖父(私のおじいちゃん)の名前があるのです。

玉垣(たまがき)とは

神社の境内を囲っている石の柱を玉垣(たまがき)というそうです。Wikipedia には、

『玉垣(たまがき)とは、神社神域の周囲にめぐらされるのことである。瑞垣(みずがき)ともいう。』

と記載されています。

私も小学生の頃、大晦日の年越しで神社に初詣に神社に訪れた際に、見たことがあるのですがどの柱か覚えておらず父もうろ覚えのよう。(事前にココと思うとGoogleのストリートビューの写真をくれた)

途中、息子が生まれた際にお墓に報告しに来た時に泊まったホテルの前で記念撮影。

このホテルの前には海水浴場があり、私が小さなころおばあちゃんの家に来て、海水浴に来てたのはここだと思います。

それにしてもこの日は全国的に超猛暑日で、めちゃめちゃ暑い!

午前9時ですけど灼熱です!妻と娘は車で待機^^

そして、そんな寄り道をする余裕をもちならが朝早く出たおかげで、9時30分には神社に到着しました!

神社

 

早速、家族4人で祖父の名前を探します。

父がここだったと思うと書いている紙を見ながら、柱に彫っている名前をみるものの、祖父の名前は見当たりません。

見つからない
風化して分かりにくい。でもやっぱりない。

家族4人でけっこう時間をかけて探してみるのですが見つからない・・・

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
神主さんに、きいてみよう。あと、鳥居をくぐって神様にご挨拶もせずに名前を探していたので、遅くなったけどお参りして、もう一度探そう。

 

と子供たちに提案しました。

ちょうどこの日は、8月1日。毎月1日はお祓いの日だそうで、続々と氏子(うじこ)さんがお祓いにいらっしゃいます。
氏子(うじこ)さんについてここでは詳しく説明しませんが、その神社の信者さんというか、お寺でいう檀家(だんか)のようなものと捉えてください。

お祓いしてもらっている
お祓いしてもらっている方

お祓いを待つ方が途切れたところで神主さんに聞いてみます。

名前がどこにあるかは分からないとのこと。でも、すぐ近くの父の実家(寺井)の事はわかったようです。

もう一度探す前に、お賽銭を入れて神様にご挨拶しようとすると、神主さんも

「せっかくだからお祓いしておきましょう」

と言ってくれ、4人でお祓いをしてもらいました。

そしてまた名前探し。

この日は全国的に猛暑日で凄く暑い中、誰も諦めようとは言わず探していると・・・

 

「あった!!」(息子)

 

見つけた!
見つけた!
見つけた息子
見つけた息子

写真を撮る息子

お祓いをしてもらって5分後くらい、やっぱり神様の力でしょうか。それとも見つけたいという息子の想いが通じたのでしょうか。

いずれにせよ、旅の目的を1つクリアです^^

祖父の名前

祖父の名前は「敏〇」ともう1文字続くのですが、これはもう風化してしまっています。もう10年経つともっと見えにくくなることでしょう。見つけられて良かった。

さて、次はこの神社の近くの父の実家(「岡山のおばあちゃんち」と言っていた)へ

岡山のおばあちゃんちは山の中腹(ちゅうふく)にあり、子供のころは駆け上がってました。でもこの猛暑日には絶対無理。私が子供の頃って、やっぱり今よりかなり涼しかったですよね。

  • おばあちゃんちにはお盆には来ていたこと
  • 坂を駆け上がっていたこと
  • 山だからセミの声がうるさいこと
  • 朝夕は山鳩の声がするけどあの声が鳩だと知ったのは大人になってから

などと思い出話を伝えます。

そして、山のふもとに妻と子供を車から降ろして、私は近くに車を停めにいくのですが、降ろしたところあたりにはタクシー呼び場があって、ダイヤルをぐるっと回すとタクシーにつながる電話が置かれていたことも懐かしいです。

私が車を停めて、3人のもとに着くと

「電話あるよ^^ダイヤルじゃなくなっているけど」

と3人も笑って声をかけてくれました。

さて、ここから坂を上ります。昔は土だった場所もコンクリートになっていたり、土のままのところもあったり。本当に懐かしい。最後に来たのは、おばあちゃんが死んだ時以来だ。

「おばあちゃんは、お父さんがホテルマンになったときはまだ生きていてね。時々手紙をくれてたんよね。お父さんもおばあちゃんに手紙を返していたんだけど、忙しくて返していないこともあったと思うんよね。おばあちゃん、寂しかったやろーね。」(私)

ここを登る
ここを登る
GO!
GO!
スタートしたばかり
スタートしたばかり
以前は土だった土手
以前は土だった土手
こっちは土のまま
こっちは土のまま
海が見える
海が見える

父の実家はが管理してくれていて、おじいちゃんの工房もまだありました!

おじいちゃんの工房
庭のおじいちゃんの工房。手前はおばあちゃんの畑だった

私が幼稚園の時におじいちゃんを亡くしたのですが、工作が好きで庭に工房があって、夏休みに行くとそこで『やじろべえ』を作ってもらった記憶があることなどを話しました。

小学校の授業では図工が好きな私と息子はおじいちゃんの血をひいているのでしょうね。工房の話をしているときは、「へ~、いいなぁ。」と息子は工房があることを羨ましがっていました(笑)

旅の目的2つ目クリアです^^

寺井さんを訪ねて玉野市魚市場シーサイドマートへ

ソムリエ寺井の顔イラストここからはいよいよ玉野の寺井さんに会いに魚市場へ。

前日に調べていると、一般の方も買い物に行けるような開放的な魚市場のようです。土日はここで食事もできるみたい。

前日電話をかけてくださったあと、ショートメールで寺井さんの菩提寺の住所を送ってくれたり(このお寺は、うちの家系の菩提寺と一緒だった)、LINE交換しましょうと提案してくださった寺井さん、本当に親切にしてくださって感動していました。

お寺の住所
わざわざ、ご自身のお寺の住所を。本当にご親切!

そして、LINEでつながるとお墓の写真を送ってくださったりしました!!

寺井さんのお墓

 

家紋が・・・

 

そうなんです。電話でも「繋がっているかもね」とおっしゃっていた寺井さん、「ただ、家紋が違うみたいなんじゃわ~」とおっしゃっていたんです。

どのくらいちがうのかなと思っていたのですが、うちの三階松とは全く異なる違い鷹の羽です!?

前日このLINEを息子に見せると

「あっ!違い鷹の羽!これは武士とかに多いんよ、確か。」

今回の自由研究で家紋にも詳しくなっています(笑)

そして、その後こんなLINEも届いていました・・・

「やっぱり繋がらなかったみたい(^^ゞ」(寺井さん)

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
そっかぁ、他人でもお訪ねしてもご迷惑じゃないかな?

 

「そうですか。明日、魚市場にはご挨拶にうかがってもよろしいでしょうか?」(私)

「お待ちしています。8:30から13:00まで朝市してます。朝9時過ぎたら必ずいます。それまでは配達に出てます。」(寺井さん)

ホッとしました。

玉野魚市場シーサイドマート
玉野魚市場シーサイドマート

そして、午前11時。やっと今回の旅の大きな目的の1つ、玉野市の寺井さんにお会いすることになります!

『玉野魚市場 ~みなとオアシス宇野 海の駅 シーサイドマート~』に到着し、寺井さんを訪ねます。

 

「遠いところからよく来たね~^^何年生?」

 

と出迎えてくださりました♪

いろいろとお話をし、家紋は三階松でなく鷹の羽だったことや戸籍を遡ったもののどうやらつながっていないことなどお話しをしました。

「戸籍、見てみる?」

と息子にお声掛けいただき、拝見させていただくことに。わざわざテーブルを出してくださり、

「これが私のおじいちゃん。で、ここかこの人くらいで繋がっていてほしいところなんだけど、やっぱりつながってないんじゃわ。」

そしてこれが寺井さんが取ってくださった最も古い戸籍。※ブログupはご了承済

寺井さんの戸籍

我が家と同じ江戸時代までさかのぼっています!

しかしお互いの戸籍で共通の名前はありません(我が家の戸籍は息子がコピーして手紙に同封していた)。

「住所はかなり近そうですよね。」(私)

「そう!じゃから、お互い顔見知りじゃったかもしれんのんじゃけど、ちょっとつながってはないかもなぁ。」(寺井さん)

「家紋も違いますしねぇ。」(私)

「そうなんじゃ~。なんか、うちも親戚に聞いてみたんじゃけど、浅野家にゆかりがあるってゆー人もおったわ。」(寺井さん)

などとお話をさせていただきました。

親戚でなかったことは残念でしたが、話していてとても楽しい時間でした。

そしてせっかくお世話になったことですし、はるばるここまで来たので岡山の海の幸を少し買わせていただき保冷剤と発泡スチロールをいただき持って帰ることに。

岡山の魚
買って帰った赤ニシ貝、ヒラメ、サワラ刺身、サワラおつまみ

寺井さんも1つ購入したホタテのおつまみを、

「じゃあこれは私がもう1パック買ってプレゼントしよう^^」

と2パックにしてくださいました。

ホタテひも

さらにさらに帰り際に、

「あ~ちょっとまって、岡山と言えばこれじゃろ~」

と言いながら事前に用意してくださっていたっぽい立派な桃をくださいました。

これがまたすごい立派な桃!!

岡山の美味しい桃

親戚残念だったものの、もうお互い他人とは感じないような気がします。

息子も

「もう親戚みたいなもんやね、ていうか親戚でいいんじゃない。」

と言っています(笑)

そして、帰るときに息子が一緒に写真を撮りたいと。

そうそう!私もお話している途中に一緒に写真をお願いしないとなと思っていたのですが、申し出るのを忘れるところでした。息子ファインプレー!

寺井さんと

写真はご本人の許可もいただいていますが、ちょっと画像を小さくしておきます。なぜかモデル立ちになっている私が恥ずかしい。なんじゃこりゃ。

ということで、

旅の目的3つ目クリアどころか大成功です^^

この出会いは本当に感動し、息子は帰ってきてからも寺井さん寺井さんと言っていました。

あらためて、

親戚でなかった私たちを暖かく迎えてくださった寺井さん、本当にありがとうございましたm(__)m

玉野市立図書館で郷土史誌を調べる

玉野市立図書館

寺井さんと別れた後は、岡山のラーメンを食べ寺井家の墓へ行こうと思っていたところ、魚市場から出てラーメン屋に行く途中に息子が

「あっ!あれ、多分図書館!!」

といいます。

私たち夫婦は

「あれは天満屋(てんまや)ってゆー、百貨店よ」(天満屋は岡山本社の百貨店で広島にもあるので私達は知っている)

と言い、素通りしてしまったのですが、ラーメンを食べながらちょっと気になって調べてみると玉野市立図書館でした(^^ゞ

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
息子よ、ごめん(2回目)

 

「ほら、やっぱりね!あんな特徴的な建物やったもん」(息子)

この旅行は目的地やルートなど多くのことを息子に自分で調べるように言っており、息子もグーグルマップで調べ(ストリートビューで遊びながら)しっかり目に焼き付けていたんでしょう。

またもや息子のファインプレーです。

あやうく先にお墓に行くところでしたが、先に図書館に行くことにします。

玉野市立図書館はショップグモールの2階
玉野市立図書館はショップグモールの2階

玉野市立図書館は非常に綺麗で天満屋も入居するショッピングモール内の2階にある非常にきれいな図書館でした。

旧来的な図書館とは全く異なり、明るく開放的でオシャレです。岡山県立図書館も来館者数で連続日本一をとっている(いた?)らしいので、岡山は図書館先進県なのかもしれませんね。

郷土史を調べる寺井親子

息子と私は一目散に郷土史を探しに行き、2人とも数冊持って席へ。

私が参考になることが載っていなかった本を戻しに行き、別の本を持って戻ってくると息子が

 

「これっ!」(息子) ※図書館内なので小声w

 

と私にあるページを見せます。

玉野市誌

 

・・・ん!?

 

玉野市誌拡大

 

寺井家文書!?

 

「向日比の漁師だったみたいよ!」

 

と息子が解説するので(既にこの数ページを眺めたらしい)、私も見せてもらいました。するとこの『在家文書』の項目にさきほどの寺井家文書があり、在家文書の特集の最後のほうがに各在家文書の解説がありました。

解説ページ
解説ページ

 

向日比・・・

実は、寺井さんとLINEのやりとりをしている最中、父に寺井家のことをLINEで尋ねていると次のようなLINEが戻ってきました。

父とのLINE

「寺井家のルーツは向日比と思う。」と!?

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
これはまさにご先祖様ではないでしょうか!?

 

残念ながらこの文章に目を通す限りは政造さんなど寺井家の戸籍に載っていた人たちの名前などは出てこなかったのですが、証拠はないけどご先祖様と思い込んでいて良いレベルですよね^^

旅の目的4つ目クリアどころか大成功です^^

そして、そのあとも私も息子もさらに色々調べます。

私は図書館の方にできるだけ昔の玉野市の地図がないか尋ねます。

残念ながら最も古くて昭和50年代のゼンリンの地図。明治や江戸の地図は見つかりませんでした。

息子が手に取ってもってきたのは、『姓氏家系辞書(太田亮)』!!

 

 

そう!事前に調べた本に載っていたあの辞典です!!覚えていたのか偶然か。いずれにせよ、私はそれを調べるのを忘れていたので、またもや息子のファインプレーです^^

早速、寺井の姓を調べます。

寺井の姓を調べる

※前述したようにネットで閲覧可能です↓
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/113093

どうも我が家の寺井家に直接関係ありそうなものは見受けられませんが、4の項目のさらにそのあと「又」からを見ると、「赤穂浅野家の藩医に寺井 玄渓(てらい げんけい)あり」と書かれているではありませんか!?

これは、まさに玉野市の寺井さんがおっしゃっていた浅野家にゆかりという部分かも!!

そして、浅野家の家紋は・・・

 

違い鷹の羽なんです!

 

広島の朝の本家は「浅野違い鷹の羽」というグルグル模様のはいったものらしく、赤穂藩の浅野家は「丸に虫喰い違い鷹の羽」という家紋らしいです。

丸に虫喰い違い鷹の羽
「丸に虫喰い違い鷹の羽」(たぶん)

寺井さんの家紋も鷹の羽なので、これは寺井源渓の末裔の可能性が高まりますね!

息子は武士由来の家系が羨ましいみたい(笑)

寺井さんのお墓

 

息子の夏休みの自由研究が完成したら、この研究結果と一緒に寺井さんに郵送しようと息子と話しています^^

そして、丸に違い鷹の羽の家紋の入ったこのワインを贈ろうかな。

 

 

寺井家の墓へ

10年前の墓参り

最後に娘が生まれて以来のお墓参りです。

お墓を探す
お墓を探す

10年ぶりに来たお墓。場所がいまいちわからず家族で探しました。

そしてお墓参り ご先祖様に挨拶をします。

みんなで草を抜く
みんなで草を抜く
ご挨拶
ご挨拶

旅の目的5つ目クリアです^^

ここから福岡まで帰宅です。

1日目はみろくの里で遊びでしたが、2日目の寺井家のルーツを探る旅、大満足で大きな成果も得て帰ることができました。

さあ、あとは息子が自由研究をどうまとめるかですね!

息子の自由研究『家系図とその作成方法』制作編

自由研究の準備を始める息子
自由研究の準備を始める息子

いよいよ息子の夏休みの自由研究も、制作編となります。

家系図の作り方の資料を作る

最初は、『家系図の作り方』という資料作り。

こちらはA4サイズの資料です。内容は

  • 小学生でも家系図が作れること
  • その作り方
  • 戸籍の取り方
  •  最後におまけとして寺井さんに会えたこと

などをまとめていました。

これは簡潔にうまくまとめられており、読みやすく良い資料だと感じ嬉しくなりました。

家系図の作り方

家系図の作り方の中

当初息子は和紙のような紙に手書きすると言っていましたが、修正する手間や残り時間から、パソコンに入力したものをそのまま和紙柄の用紙に印刷することにしました。

家系図を作る

続いて、今度は家系図そのものを作っていきます。

これも息子は最初、和紙のような紙に書きたいと言っていました。

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
なるほど、かっこいい。
私も息子ものと別に自分で巻物タイプを作りたいと実は密かに思っています^^

ただ、小学校の自由研究として提出するのと同時に、社会科展示会に出せる基準があるそうで、 模造紙で作成すればその基準に沿うらしいのです。

校内でも狭き門なので今まで選ばれたことはないのですが、今回は頑張ったし、息子もちょっと期待して和紙は諦め、模造紙で作ることにしたようです。

家系を並べていく

まずは下書きをしていきます。付箋でやったことですが、せっかくなのでデータとして登録することにしました。

インターネット上に便利な家系図用のマクロの入ったExcelが公開されているのを見つけました。

順番に名前や生年月日、没年月日等を入れていけば自動で家系図が出来上がります。

エクセル家系図
エクセル家系図の取説画面

https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/home/se506212.html

とても便利なソフトです。

これを使って、家系図を下書き代わりに整理していくと親族は膨大な数になります!

また戸籍を眺めているだけでは、結婚したり再婚したりという部分くらいまでなら気付くことがあるのですが、戸籍を1人1人見ながら入力するので、何か事情があったのかな??などと、色々な想像ができたりもします。

息子の模造紙には、これら全部を書くと膨大な数になるので直系親族だけを書くことにしました。

 

8世代を等間隔に区切ってみます。で、8代前の政造さんから、息子の代までを書いていきます。

ここで息子何も考えずに大きな模造紙の右端に政造さんの名前を書いてしまいました。

ちょっと左に空白ができるすぎる・・・^^;

そこで左側には戸主の生年月日と没年月日を書き享年何歳かを書くことにしました。

こうすることにより江戸時代までさかのぼれたことも伝えることができます。(天保5年生まれと書きますから)

そして完成品がこちら。

 

いかがでしょう。

我が息子ながら、よく調べたと思いますし、もし家系図作りに興味がある方がいらっしゃれば息子に質問してもらっても、お答えできるレベルの知識がこの時はあったのではないかと思います。

また最終的な制作物である家系図と別に、『家系図の作り方』という冊子はよくできていると思います。

家系図の作り方
家系図の作り方

私のこのブログは読むのに凄く時間がかかりますが(笑)、息子の『家系図の作り方』は短くまとめられており、わかりやすく早く読むことができます。

息子の自由研究『家系図とその作成方法』完成品

展示された寺井家の家系図

さて息子の自由研究の結果ですが、小学校では地区展覧会へ出品される候補(各学年で2、3人)にあがりました。

それにしても、各学年の展示物を見ていると魅力的なものが色々あります!

そんな中の1つに選んでもらったことに感謝です。

そして9月7日(土)。

八幡東区の自由研究の展示会に行ってきました。出展作品は、優良、優秀、区長賞の3つに分類されるようです。

息子の作品はというと・・・優良でした。

優秀や区長賞に及ばず、息子は残念そう。

小学校では作品と並んで撮った写真もここでは撮らなくてよいとのことでした。。。よほど、悔しかったのでしょう。

確かに今になって見返すと、そして優秀や区長賞の作品にくらべると、まとめの部分が弱かったように思います。

ともあれ、この夏休みの自由研究では家族の絆、家計の絆を再確認でき私の願望を息子が考えてくれた思い出部会夏休みの自由研究になりました。 娘とはどんなことができるか楽しみです

おまけ ~名家の可能性は少ない~