ハイレベルなロゼワイン！

ロゼワインの造り方はいくつかあるのですが、その中でもセニエ法とかマセラシオン法と呼ばれる方法で造られたロゼが上質であることが多いです。

めちゃめちゃ簡易的に説明します。

巨峰のような黒ぶどうをビーカー内でつぶし、そのまま放置する場合を想像してみてください。つまりぶどうの透明なジュースに黒い果皮や砕かれた種子が一緒に漬込まれている状態です。
すると、果皮の色がジュースに付きはじめます。そして、色がピンクの時点で（赤ワインの色までいかない時点で）、ジュースだけを抜き取り、別のビーカーに移します。これを発酵させたものがロゼワインです。この方法は、最初からロゼワインを造る目的で、生産者の意図する色合い・成分濃度で抽出をやめられ、一般的に非発泡性のロゼワインで優良なものは、この方法で造られていることが多いです。

【産地】　フランス/ラングドック・ルーション地方/ミネルヴォワ

【ぶどう品種】　　シラー50%、グルナッシュ50%